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日本一時帰国

少し急なことですが、家庭の事情により急遽日本一時帰国をします。
本日出発で、約1ヵ月近くの滞在予定です。
日本では前回のようにプロバイダー接続できないようなことがないように準備しておりますが、なにせ実家では通常一般回線の上、新しいパソコンでの初めての一般回線接続になるため、メールやブログなど普通に接続できるかまだわかりません。
メールやブログのコメントなど、お返事が遅れるかもしれませんがご了承のほど、どうぞよろしくお願いします。

とりいそぎ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

高橋 明
Commented by スゥさん at 2009-04-24 12:24 x
何時も素晴らしいバイオリン感動しながら見てます。少し前の話になりますが、カノンの3部作には感動しました。
Commented by 伊勢の観音 at 2009-04-25 17:17 x
おひさしぶりです。
モスクワ行かれるそうで、、いろんな意味でお気をつけて!!
スゥさんがかんどうされた3部作の一作は今も元気に活躍?しています。
Commented by スゥさん at 2009-04-28 15:21 x
そうですか?素晴らしいバイオリンです。3部作の一作の何れをお持ちですか?そっくりモデルはカノン1742年はそのままの寸法と外観ですが、他の2モデルも同じ寸法ですか?左右前後天地非対称だから凄く作るの難しいですね!!!参りました。
Commented by 高橋 明 at 2009-04-29 20:03 x
スゥさんさま、こんにちは。書き込みありがとうございます。
カノン3部作、楽しんでいただいたようでなによりです。私にとっても未だに思い入れの深い作品です。伊勢の観音さまにご使用いただいているのは、カノン3部作のうち、本物にそっくりなやつです。他の2つは、ひとつは本物が作られたばっかりの状態を想像して作ったバロックスタイルで、そのためネックなどの寸法が少し現在のものより短くなっております。もうひとつはカノンのモデルで私の新作楽器です。新作楽器は精密に作っているので、左右対称できっちり作りましたが、前者2作品は本物とそっくりに非対称で歪んだ状態にするのが大変でした。型枠は3作品ともに同じものを使いましたので、基本的には同じ寸法だと思いますよ。
Commented by 高橋 明 at 2009-04-29 20:07 x
伊勢の観音さま、ご無沙汰しております。ブログも長い間停滞してしまい、申し訳ありません。
モスクワから無事帰ってきました。無事楽器も手渡すことができて、ほっとしております。展示会やフェアで皆さんに見ていただいたチャイコフスキーコンクールの楽器ですが、いよいよ納まるべき所に納まったという感じですかね。うれしいような、少しさびしいような、そんな複雑な感情です。がんばって、もっといい楽器を作りたいと思っておりますので、楽しみにしていてくださいね。モスクワの旅行記も間もなくこのブログで紹介しますね。
Commented by スゥさん at 2009-04-30 10:35 x
スゴイこだわり素晴らしいです!ヘッド裏のエンブレムのマークまで付いていますね!!!本物のカノンは写真等で見るとネックの下の角にトップが全てかぶさっているのが見えますね。それと、カノンのネックなんですけど、象牙のナットが少し狭い(4mm位?)です。これはグラフティングした時の長さの不具合を調節してるって事なんでしょうか?
Commented by 高橋 明 at 2009-05-05 05:59 x
スゥさま、お返事ありがとうございました。エンブレムまでコピーする製作者はなかなかいないと思います。(笑) そうそう、カノンはネックグラフティング(通称ゲタばき)といわれる手法でネック長さを延ばされており、ネック自体はオリジナルですね。胴体へのネック取り付けは現在のはめ込み方式ではなく、バロック時代の取り付け方式で、くぎ打ちがされております。そのため、表板の上部がネックに食い込んだ形になっております。その辺もすべてオリジナル通りにコピーしましたよ! ナット幅ですが、おっしゃるような可能性大ですね。わたしも同じように考えました。しかしこれは推測でしかありませんが・・・。
Commented by スゥさん at 2009-05-06 12:50 x
返事ありがとうございます。第一線で超御活躍の製作家に愚問も甚だしいと反省していました。しかしどうやってエンブレムをコピーしたのかバイオリンその物よりも気になりました!私はあれを見て長い間"本物"と思ってました。愚拙スゥさん、カノン1742年を作ろうとしたのですが天地左右前後裏表非対称の為不具合の連続で妥協のカタマリになってます。カンディーの解説の様に板厚を表3.7、裏:6.3mmにしてみましたが"これではとても鳴らん!"と判断して箱にしたところで頓挫中デス!!!表裏共に作り直す所存です。
Commented by 高橋 明 at 2009-05-06 18:26 x
スゥさんさま、愚問とおっしゃらずに何でも質問していただいて結構ですよ。(笑)
古い楽器をコピーする場合に、どこまで本物そっくりに作るかというのはいつも悩むところですね。まったく同じ木材は現実問題あり得ませんので、出発点からしてまったく同じというわけにはいきませんし、ある程度の妥協は常に必要だと思います。ある意味そういうわけでカノンの場合は3部作になってしまったわけです。「コピー」の範囲を3段階に分けて解釈した場合というわけですね。
Commented by スゥさん at 2009-05-06 19:10 x
カノンの場合、不具合がどんどん出て来て妥協せざるを得ない状況が多いです。結果、自分の場合は本物そっくりに作る事は殆ど不可能です。
それで、今はガダニーニ1786年ビオラをやっています。昨日、何とか表板をパーフリング前まで完成、100グラムでM:5がC#で止めました。これも妥協の産物にナリソウデス!!!
Commented by 高橋 明 at 2009-05-07 03:24 x
スゥさんさま、お返事ありがとうございます。
あまり深く追求されずに、カノンの迫力ある雰囲気が出ればいいのではないでしょうか。木材から言っても、完全にそっくりはできるはずはないのですし、そう考えたら見た目を同じにすることを追及しても限度がありますしね。オリジナルの特徴にインスパイアーされて、スゥさんの個性がプラスアルファされた作品になれば大成功だと思います。ガダニーニモデルのヴィオラの完成が楽しみですね。よい作品になることを祈っております。(そういえば、私はまだガダニーニモデルは作ったことがないな~)
Commented by スゥさん at 2009-05-07 12:57 x
ガダニーニピオラは小型15 3/4インチ(400mm) なので日本人に合いますね。恥ずかしながら友人のビオラ奏者に頼まれてその気になって作ってます。センターバウツが太くてズングリ形デス!実は初めてビオラ作ります。分からない事ばかりでテヘへへしてます。表が100グラムでM:5=C#だから裏は150グラムでE位を想定してます。ビオラもバイオリンの様に一音差が目安なのでしょうか?
Commented by 高橋 明 at 2009-05-07 19:22 x
スゥさんさま、400mmのヴィオラは日本人の小柄な体型に合うでしょうね。欧米では少し大き目の410mmが標準とされておりますが、日本人には少し大きすぎて弾きにくいようです。よい楽器になることを楽しみにしております。がんばってくださいね。
Commented by スゥさん at 2009-05-08 16:26 x
良いビオラになれば嬉しいです。がんばってやってみます、なんちゃって!何とか軽くしたいです。
Commented by 松元@群馬 at 2009-05-11 00:37 x
高橋様、すこしブログやHPの更新がなく、また日本に一時帰国されるなど体調でも壊されたかと心配しておりました。無事モスクワにも行かれた由、安心しましました。スゥさん様、実は本物そっくりのカノン砲は私が所有しております。レプリカ楽器には実際に手にすると似ていなかったり、構造そのものは現代風であったりするのですが、私のカノン砲は「そこまで!」というくらいすごいです。私の楽器はおそらく世界一本物に近いでしょう。そして音がいい! ガルネリの「ムンツ」と弾き比べ冗談抜きでいい勝負してました。高橋カノン砲、弾くと甘い音、聞くと力強い音、そして遠鳴りがするオールド的な楽器です。枚方の高橋さんの自宅までお邪魔して、弾いて、聞いて、惚れ込んで、私の所にきました。「スゥさん 」様、もしお近くならお見せしてもいいです。素晴らしい楽器です。なお、私事ですが、脳梗塞を患い、右半身に軽い筋力低下が残りました。元のようには弾けなくなりましたが、今はリハビリを兼ねて弾いています。
Commented by スゥさん at 2009-05-11 19:53 x
そうですか?それは素晴らしい!オリジナルと同じ板厚で出来ているのかなぁ?私は最初はあれが本物だと思っていましたよ高橋カノン、スゴイ!
Commented by 高橋 明 at 2009-05-15 02:05 x
スゥさんさま、お褒めいただいて光栄です。
これからもがんばっていい作品をつくりつづけていきますので、応援してくださいね。
Commented by 高橋 明 at 2009-05-31 05:24 x
松元@群馬さま、おひさしぶりです。ブログの更新が滞っていて、ご心配おかけしました。松元さまのような方に持っていただいて、私の楽器も幸せだと思います。ガルネリと弾き比べられたとは、私の楽器も名誉なことですね。私のカノンくんも、頑張って期待に応えようと奮闘しているに違いありません。こらからも大切にかわいがってやってくださいね。
Commented by 高橋 明 at 2009-05-31 05:31 x
あ~っ、失礼しました!!
以前の私のコメントですが、勘違いをしておりました!今読み直していて気がつきました。 私のガルネリコピー、カノン砲3部作ですが、本物そっくりコピーのものは松元@群馬さまが所有者です。伊勢の観音さまが所有されているのは、3部作のうち新作モダンスタイル仕様のコピーです。
製作者の私の頭が少し混乱しておりました。(笑)
伊勢の観音さま、松元@群馬さま、スゥさんさま、その他ご覧いただいたみなさま、失礼しました。ここに慎んで訂正いたします。
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by akiravln | 2009-01-05 08:31 | 工房日記 | Comments(19)

イタリアのクレモナで活動しているヴァイオリン製作工房


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