メモ帳
高橋明ヴァイオリン工房
イタリアのクレモナで開業しています。
ホームページ(現在改装中)
http://www.interq.or.jp/
gold/akiravln/


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akiravln@dh.mbn.or.jp
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サント・セラフィンモデル製作過程 ニス塗り1

日本は猛暑続きのようですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。(←暑中お見舞い風)
クレモナは3日前に雨が降り、それ以降曇り続きですっかりすごしやすくなりました。
35度近くあった気温が一気に23度ほどになり、仕事がはかどっております。
しかし、湿度も一気に上がり、30パーセント以下だったのが、一気に60パーセントまで。
仕事はしやすいのですが、ニスが乾かない・・・(;_;)! 人生うまくいかないものですね・・・とほほ・・・。

さて、ニス塗りにとりかかったサント・セラフィンモデルのヴァイオリン、いよいよ下塗りが終わり、赤色ニスを塗り始めました。ニスの乾きが悪いので、少しペースが落ちてきましたが、少しづつ赤くなってきております。
現在、明るいオレンジ色。これから、落ち着いた赤茶色になるまで、ニスを10回ほど塗り重ねていきます。
バーズアイメイプルもおめめぱっちり浮き出てきて、トラ目のような波目模様も綺麗に出ました。光の向きによって、波目が変化します。うわ~、きれい!
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by akiravln | 2007-08-23 22:35 | 工房日記 | Comments(12)

続・新聞記事

新聞記事の感想送ってくれたみなさま、どうもありがとうございました。
中には新聞記事をスキャナでとってデータをメールで送ってくれた親切な人もいて、私はそれで記事を見ることができました。弦喜様、ひかる様、どうもありがとうございました。
うまくまとまっていて、いい記事にしていただいたと思います。私の写真は、2年前サンドロ・アジナリさんで研修している時の写真です。ちなみの私の顔写真は新聞初デビューです!菊田さんもカラー掲載は初めてらしいですね。

クリックして拡大してみてください。
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by akiravln | 2007-08-21 23:27 | 工房日記 | Comments(8)

新聞記事

いつも菊田さんブログより一歩遅れた速報です。(笑)
菊田さんと私の記事が、本日8月20日の日本経済新聞夕刊に掲載されたようです。
今回の記事は写真も掲載のよう。私の顔写真は新聞では初めて!
指名手配犯人のようになってないことを祈っております。(笑)
本人はまだ見ていません!(笑)
コンビにへ走れば、まだ間に合うか!?
見た人、感想のコメントよろしく~!
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by akiravln | 2007-08-20 16:23 | 工房日記 | Comments(6)

サント・セラフィン 白木完成!

サント・セラフィンモデルのヴァイオリンが本日やっと完成になりました!
わ~、ぱちぱち!!!
と言っても、白木での完成です。
これからまた、なが~いニス塗り作業が始まります。
ニス塗り作業は、時間がかかると言っても、大半は乾燥のための時間です。
30分くらいで1回ニス塗りをしたら、1日乾燥させるという感じで、乾燥したら、軽く磨き上げしてまた1回ニス塗りをして1日乾燥させるという感じです。
乾燥させている間は、次の楽器の作業に入ります。
少しほっと一息ついて、次は410mmのヴィオラです。

とりあえずは、白木の完成で大きな山が越せました!
今夜はお祝いだ~!(と言っても、一人でワインを飲むだけ!)

白木の写真を掲載します。お楽しみください。
でも白木は真っ白で、写真が撮りにくい~!
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by akiravln | 2007-08-17 23:05 | 工房日記 | Comments(12)

イゼオ湖のコンクールに行ってきました!

昨日(10日)と今日(11日)の2日間で、ブレーシャの北にあるイゼオ湖まで友人たちと行ってきました。バカンス?と言いたいけれども、そうではなく、この街(Pisogne市)で開催された第1回国内ヴァイオリン製作コンクールを見るためです。
このコンクールは、今回が第1回。 数年前に中止になったバヴェーノ国内コンクールの代わりとして開催されました。
参加楽器はヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスですが、このコンクールの面白いところは、それぞれの楽器にてカテゴリーが以下の3つに分かれています。

●正規にプロ登録した人へのプロフェッショナル部門
●製作学校在学または卒業して2年以内の人への学生部門
●その他楽器製作に従事しているすべての人へのフリー部門

ちなみに今回は私こと高橋明は参加しておりません! だって、今年はもう2回コンクールに参加しているし、体力が持ちませ~ん。ちなみに天野さんと菊田さんも参加しておりません。
でも興味があったので、友人に誘ってもらもらうと二つ返事で「見に行く~!」。 

コンクールが開催されたPisogneという街は、ブレーシャの北約30kmのイゼオ湖の湖畔の街。 バヴェーノの街もそうでしたが、湖畔の美しいリゾート地です。友人の車に乗っけてもらって、クレモナから1時間ほどで到着。
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昨日(10日)は、午後から各楽器の最終公開審査でした。目隠し用のついたての後ろで演奏家の審査員が最終選考に残った各楽器3~6台を演奏していきます。面白いのは一般参加者にも採点表が配られ、その点数も採点に加えられるとのことです。
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さて、本日(11日)は午後に審査発表・表彰式がありました。

まずは楽器展示会場の風景です。
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コンクール審査結果

●プロフェッショナル部門
  ヴァイオリン  (参加台数  13台)
     第1位  TAGUCHI TAKASHI
     第2位 ELISABETTA GIORDANO
     第3位 MICHIELON DARIO

  ヴィオラ  (参加台数 1台)
     第1位  該当者なし
      第2位  該当者なし
     第3位  該当者なし
     特別音響賞 ELISABETTA GIORDANO

  チェロ  (参加台数  5台)
     第1位  ZANRE ANDREA
     第2位 CAVAGNOLI ROBERTO
     第3位 SHUICHI TAKAHASHI

  コントラバス  (参加台数  1台)
     第1位  該当なし
      第2位  該当なし
     第3位  該当なし


●学生部門
 ヴァイオリン    (参加台数  26 台)
     第1位  YOKO YACHI
      第2位 JUN MIN JUN
     第3位 CLAUDIO PROFILO

  ヴィオラ  (参加台数  5台)
     第1位  HAI JONATHAN
     第2位 JUN MIN JUN
     第3位 WATARU SHINOZAKI

  チェロ  (参加台数  5台)
     第1位  LEE YEOL SUNG
     第2位 JUN SOON YOON
     第3位 NAGAISHI HAYATO

  コントラバス  (参加台数  2台)
     第1位  SUZUKI TETSU
     第2位 IGNAZIO SANFILIPPO
     第3位 該当者なし

●フリー部門

 ヴァイオリン  (参加台数 16台)  
     第1位  ICHIRO TSUTSUMI
      第2位 LUDOVIC LASARAT
     第3位 VIRGILIO CREMONINI

  ヴィオラ  (参加台数  3台)
     第1位  MIGANI PIERLUIGI
      第2位 ERIKO TSUCHIYA
     第3位 PAMPALONE ALESSIO


今回イタリア国内コンクールというわけで、外国人であってもイタリア国内で在住(就労・留学)している人が対象になります。
日本人は赤色で表示してみました。たくさんの日本人が入賞しましたね~。みんなおめでと~!また、韓国人も多数入賞していて強いです。

プロ部門ヴァイオリン第1位のタグチ タカシさんです。おめでと~!(すいません、名前の漢字がわかりませんでした)
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学生部門コントラバス第1位のスズキ テツさんです。おめでと~!(すいません、名前の漢字がわかりませんでした)
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今回残念だったのは、ヴァイオリンでフリー部門第1位の堤一郎さんと、学生部門第1位の谷内陽子さんが、日本一時帰国中で表彰式にこれなかったこと。このブログを見ている堤さん、谷内さん、おめでと~!
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by akiravln | 2007-08-11 22:54 | 工房日記 | Comments(4)

サント・セラフィンモデル製作過程7+おまけ

現在製作しているサント・セラフィンモデル、渦巻きの加工を一気にやってしまい、ネックの作業に入りました。
以前も一回紹介したネックの製作過程ですが、再度もう一回。
いろんな製作方法があると思いますし、手で握って感触を確認しながら少しづつ削っていく方法もありますが、丸みのあるネックなので形状をきっちりと作るのが難しい部分でもあります。
私も最終的には手で握ってみて確認しますが、それまでは平面を1つづつ作っていって、機械的に的に曲面を作っていく方法を取っております。
機械的にと言っても、すべてノミとヤスリでの手作業です。以前、私のネック製作過程の写真を見て、「機械を使っているのではないか」とのご意見もありましたが、すべて手作業ですよ~。機械で作ったように見えるほど精密にできているというのは、職人としてはうれしいことかもしれませんね。 ちなみにネックの曲線、円柱の一部のように見えますが、実際は尖った三角形に近い曲面です。そのため、旋盤では加工できません。

まずは、ネックの上下で最終厚みまで丸溝を入れます。この溝の一番深いところが、最終の厚みになります。
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上下の溝の底を結んだ線を、左右の側面に描きます。
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その直線まで斜めに削り込みます。こうすることで左右の側面をいちいち見なくても、直線まで一気に削りこむことができます。
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その斜めの面を見ながら、直線をまでネックの厚みを削ります。ネックの最終厚みの平面が1つできあがります。そして中心線を引きます。この中心線は最後の仕上げまで残ります。斜めの面を作るための線を引きます。
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その線をもとに、第2の面を削ります。
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この後、同様にして、第3、第4の平面を作っていき、最終的に滑らかな曲面になります。
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これらの平面をきちんと作っておくと、最終の曲面も、長手方向は自動的に直線になります。
いい加減な平面で適当にしていると、凸凹になってしまいます。

今回も、かなりマニアックな話になってしまいました。(笑)





おまけです。ここ数日、開いた時間でライニング材を作っておりました。ライニングとは、横板の内側にある厚み2mm幅8mmの松材の補強材です。中には表板を切り抜いた時に出た端材を取っておいたのもあり、長さの短い材料もあります。

まずはカンナで厚み2mmになるように削り加工。
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毎日少しづつ作業して、できた薄板がこんなに!
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それを幅8mmになるように切ります。うはは、こんなに作っちゃった! これでヴァイオリン10台分以上はあるな!当分はライニング作らなくても済むぞ!
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by akiravln | 2007-08-08 22:52 | 工房日記 | Comments(12)

サント・セラフィンモデル製作過程6

サント・セラフィンモデルの製作過程が続きます~。
みんなバカンス中なので、外に出歩くことが少なくなりました。
その分、私は工房で仕事です! その割りに仕事は遅いですが・・・(笑)

さて、この前から取り掛かっているネック(スクロール)、
まずは第1周目を仕上げていきます。
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この後、一気に第2・3週目を彫り、全体を仕上げていきます。
写真は渦巻きが完成したところ。
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この渦巻きの作業、1つ1つの工程をきっちりと仕上げていきますが、完全に仕上げてしまわずに「紙一重」の余分を見こして仕上げていきます。あとで全体のバランスを見て修正できる部分を残すためでもあります。また、後の作業で刃物で汚れたり傷ついたりすることもあり、一番最後に全体を「紙一重」だけ削り込んで仕上げます。
たとえば、この渦巻きも第1周目を彫った段階では渦巻き全体の雰囲気はまだ見えず、とりあえず描いた線をもとに少し余分を見越して削りこみます。
この後、第2・3周を終えて渦巻きの全体ができてから、今度は第3週目から逆にラインがなだらかにつながるように全体を仕上げていきます。
この「紙一重」というところがポイント! 1つ1つの作業は、ひとつ前の作業で完成した面を基準にしていきますので、余分を見越しすぎると次の作業が正確でなくなりますし、後で正確に修正することが難しくなります。なにせ立体3次元の渦巻きですからね~!

しかし、マニアックすぎる話題ですね~。興味の無い人は読み飛ばしてください。(笑)

さて、渦巻きの側面が終わると、次は正面・背面の掘り込み・・・と思いきや、その前に糸巻き箱を彫ります。別にきちんと綺麗に彫れるならば、いつ彫ってもいいのですが・・・。糸巻き箱を最後に彫ると、せっかく仕上げた渦巻きの正面や背面を傷つける危険が大きいのです。糸巻き箱の作業は、荒々しい力仕事でもありますので! ですから、私は、渦巻きの側面が完成して、糸巻き箱の幅が決まったこの段階で、糸巻き箱彫りをしております。

というわけで、糸巻き箱の作業です。
まずは、電動ドリルで荒彫りのための穴をぼこぼこ開けます。
この作業、ドリル刃に「めやす」のためのテープを貼っております。深く穴を開けすぎないようにです。でも、穴を貫通させてしまいそうで、怖~い!!! 幸い私は今までに貫通させる失敗はありませんが、学校などで貫通させてしまった人を何人か見ております! なんどやっても、やっぱり怖い!
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今回も無事に穴を貫通させることなく、糸巻き箱が仕上がりました。ほっ!
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by akiravln | 2007-08-03 22:03 | 工房日記 | Comments(11)




イタリアのクレモナで活動しているヴァイオリン製作工房
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