<   2009年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

日本一時帰国

少し急なことですが、家庭の事情により急遽日本一時帰国をします。
本日出発で、約1ヵ月近くの滞在予定です。
日本では前回のようにプロバイダー接続できないようなことがないように準備しておりますが、なにせ実家では通常一般回線の上、新しいパソコンでの初めての一般回線接続になるため、メールやブログなど普通に接続できるかまだわかりません。
メールやブログのコメントなど、お返事が遅れるかもしれませんがご了承のほど、どうぞよろしくお願いします。

とりいそぎ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

高橋 明
[PR]
by akiravln | 2009-01-05 08:31 | 工房日記 | Comments(19)

日本滞在記11(完結編)

日本滞在記11(完結編)

 デボラさんを6月12日の朝に関西空港へ送っていって、その足で私の母校、大阪府立大学へ直行。
私の研究室時代の恩師、中西繁光教授(現府立大学副学長)のお誘いで、「どのようにしてヴァイオリン製作を志すことになったのか」、学生さんたちの前で講演することになったのでした。

少し早めに到着し、学内を少しお散歩。懐かしい~! 私が卒業したのがもう14年前。でも当時の面影が少なからずあり、思わず学生時代にもどったような気分でした。
懐かしさもひとしお、講演の時間も近づいてきたので、とりあえず、学長室へ。
学長室では、南 務学長と、私の恩師中西繁光先生が温かく迎えていただきました。
c0108014_73239.jpg

チャイコフスキーコンクールで2位をいただいたヴァイオリンを前に、つのる話もたくさん。中西先生、お懐かしゅうございます~。

おだてられて、学長室で一曲披露。よろこんでいただきました。
c0108014_74236.jpg


公演時間も近づいてきたので、最後に記念撮影。
左から、南 務学長、私、そして私の恩師の中西繁光副学長です。
c0108014_742866.jpg


 講演会場は、私も学んだ学部の大教室。そこへ学生や先生たちが100人近く来ていただきました。

 でも、この依頼を始めて聞いたのは日本へ出発直前。そしてこの講演直前までデボラさんの観光同行していたため、何を話せばいいのか、なにも考えていない! びびり始めた私に、「思っていること、事実をそのまま話したらいいんだよ。」との、教授の温かいお言葉。 ほんじゃ、思ったまま話そうと、肝を据えて講演会場に入った私でした。
 学生時代、お世話になった寺岡義博教授の司会のもと、まずは4月に放映された私の出演番組「グッと!地球便」をみなさんに見ていただいて、それから私の講演に入りました。まずは、学生時代のこと、趣味で楽器製作を始めたこと、サラリーマン時代、それに脱サラしてイタリアに渡ったことなど。話すことを考えながらのたどたどしい話になってしまいましたが、みなさんの熱心さが私の心に伝わってきて、言葉があふれ出る感じがしました。
c0108014_751480.jpg


 後半は質疑応答。皆さんからの熱心な矢継ぎ早の質問に、私もつい熱が入りました。私も当時そうでしたが、若い学生の皆さんは、やはり「どの道に進もうか」とか「一生かけて打ち込める仕事」で悩んでらっしゃるのだなと思いました。私も、13歳のころからヴァイオリンに魅せられ、独学で製作と演奏を始めました。その後大学を卒業するまで10年、そしてサラリーマンとして6年の間趣味で楽器製作を続けておりました。そこまで魅せられた楽器製作でしたが、本当に自分が進むべき道はこれだと決断できるまでは、それまでの時間が必要だったわけです。その分、決断したからには迷いもなく、一生続けていく自信ができました。そんな私のつたない話をさせてもらったのですが、若いみなさんに少しでも参考になってくれればと思います。
 約1時間半の講演時間もあっという間に過ぎ去り、最後に皆さんに私のヴァイオリンを実際手にとって見ていただき、また私のつたない演奏も聞いていただきました。
c0108014_7657.jpg


学生さんの中には大学オーケストラのヴァイオリン奏者の方もいらしたようで、私のヴァイオリンの試奏もしていただき、楽しんでいただけました。
c0108014_763583.jpg

c0108014_765212.jpg


 私も、初めての講演ということで、つたないところもたくさんありましたが、若い学生たちの熱心さにエネルギーを貰ったような気分で、心に残る講演会となりました。熱心に聞いていただいた学生さんたち、先生方、そしてこういう場を準備していただいた中西教授、寺岡教授その他の関係者様に感謝の念がたえません。どうもありがとうございました。

 それから、ご紹介が遅れましたが、2008年春に発行された大阪府立大学の大学広報誌OPU Vol.3「躍」に私を取材していただいた記事が掲載されました。
c0108014_774818.jpg

c0108014_78725.jpg

c0108014_782824.jpg


この広報誌は、インターネットでPDF形式でも無料で配布されております。
見たい方は下記の大阪府立大学情報誌OPUのページよりダウンロードしてください。
1冊丸ごともダウンロードできますが、単独記事は、「OPU Interview06」でダウンロードもできます。

大阪府立大学 大学情報誌OPU Vol.03「躍」
http://www.osakafu-u.ac.jp/info/about/opu/vol03/index.html
さてさて、春の日本滞在記もこれでお終いです。
私も日本での最後のひと仕事を終え、韓国から帰ってきたデボラさんと一緒にイタリアへ帰っていきましたとさ。めでたし、めでたし。 あ~、疲れた!!
[PR]
by akiravln | 2009-01-04 07:08 | 工房日記 | Comments(0)

日本滞在記10(韓国編)


 日本滞在記と言いながら、「韓国編」というのも変なんですが・・・。
実は韓国に行ったのはデボラさんだけで、私は日本で自宅療養。(笑)
せっかく日本まで来たのだから、韓国にも行きたいというデボラさん。韓国での案内役は、クレモナの製作学校時代デボラさんの親友で、卒業後韓国に帰ったという韓国人の女の子。私はデボラさんを関西空港まで送って、案内役はバトンタッチ。
 とうわけで、今回はデボラさんから提供したもらった写真だけで、解説なしです。
c0108014_6312053.jpg


c0108014_631522.jpg


c0108014_6321798.jpg


c0108014_6323847.jpg


c0108014_633394.jpg

でもなんか、日本滞在よりいい顔してるな~、デボラさん。久し振りに旧友に会うことができて大満足だったようです。ちなみに一緒にいる民族衣装を着ている人ではありませんよ~。
[PR]
by akiravln | 2009-01-04 06:33 | 工房日記 | Comments(0)

日本滞在記10(大阪編)


京都・奈良と続いた日本滞在記関西編。いよいよ私のふるさと、大阪です。
私も実家で少し(ほんのすこしだけ)充電して、大阪観光にと繰り出しました。
でも、私の実家は京都と大阪の中間地点にあり、大阪の繁華街は詳しくない私。意外と私も楽しめた大阪観光でした。

まずは、なにはともあれ、「ひっかけ橋」として名高い大阪ミナミの『戎橋』。
c0108014_6223063.jpg
.
テレビや雑誌で大阪といえば、『グリコの看板』。恥ずかしながら、大阪出身でありながら、実物見たのは初めてな私。デボラさん以上にテンションが高まってしまった私でした。


ひきつづき、『かに道楽』。デボラさん、「カニが動いてる~!」
c0108014_6232643.jpg


大阪の名物といえば、もう一つの顔、『くいだおれ』の人形の前にて。
そういえば、この人形、もうなくなったんだよね。貴重な1枚となってしまいました。
c0108014_6235249.jpg



この日は、まだお昼前だったので、人通りもまばらでした。
c0108014_6242666.jpg


心斎橋筋にある、『サンリオ』直営店の前にて、巨大キティちゃんと一緒に。
イタリアでも「ハローキティ」は流行りつつあります。デボラさんもお気に入り!
c0108014_6244772.jpg


お昼ごはんはもちろん、大阪名物『お好み焼き』。
目の前で自分で焼くお好み焼きに上機嫌なデボラさん。
「日本のピザだよ~!」という私に、
「でも、ビザとはだいぶ味が違う!」
そりゃそうでしょ~!
c0108014_625948.jpg



でも、大阪ってあまり観光名所ってないのね。大阪出身の私が唯一思いついたのが、大阪城。とりあえずそのまま大阪城へ。

大阪城本丸に到着したら、ちょうど閉館時間になってしまい、中に入れず!残念!
c0108014_6253910.jpg


しょうがないので、大阪城の周りを散歩して、お堀から大阪の街並みを背景にして記念写真。
c0108014_6255733.jpg


なんか、ぱっとしない大阪観光になってしまったものの、楽しんでくれたようでした。
c0108014_6263050.jpg

[PR]
by akiravln | 2009-01-04 06:26 | 工房日記 | Comments(0)

日本滞在記9(奈良編)



 京都にて数日楽しんだ後は、奈良を訪れました。
「奈良には鹿がいっぱいいるよ~!」という私に、「えっ、ほんとに!? 野生の鹿じゃないの? 誰が飼っているの? 放し飼いなんかで大丈夫?」と矢継ぎ早のデボラさんの質問。私も詳しいわけじゃないんだけどね・・・。戸惑っている私を見て、いつもの私の冗談だと思っていたデボラさんでした。

 奈良に着いてみて、いっぱいの鹿を見たデボラさん。「本当に鹿がたくさんいる~!」と大はしゃぎでした。
c0108014_610211.jpg


とりあえず、奈良といえば、定番の大仏。
c0108014_6102391.jpg

まずは東大寺の本殿前での一枚。
この時点で、「あの建物の天井近くまでの大仏があるんだよ~。」と言っても、やっぱり信じてもらえなかった・・・(泣)
本殿に入って、「アキラは冗談は言うが、嘘は言わない」ということをわかってもらえたようでした。(笑)

大仏の後は、若草山へ。私も若草山は初めてです。
奈良の街を一望できる若草山で、気分爽快のデボラさん。逆に私は、連日の出張・観光の疲れでバッテリー切れぎみ。(泣・・・)
c0108014_611961.jpg


これでやっと下山して一服できると思っていた私ですが、この若草山、まだ頂上が上にあると知ったデボラさん。「もう帰ろうよ~」という私を引っ張って、頂上を目指したのでした。
頂上に到着し、完全にバッテリー切れの私を尻目に、テンションあがりまくりのデボラさん。
c0108014_6113540.jpg


疲労困憊の私に心配げなデボラさん。「アキラ、そんなんで大丈夫~?」。
「そんなん」とは、どういう意味じゃ~!!
c0108014_612688.jpg


テンション満開のデボラさんを説得し、やっと若草山を下山しました。(笑)

その間にもいたる所に鹿に遭遇。 
親子だと思われる鹿に、「鹿せんべい」をやるデボラさん。
c0108014_6123645.jpg

「すごく、かわいい~!!」
でも、本当の鹿の怖さを、このあとすぐデボラさんは知るのでした・・・。

そのままの経路で、春日大社の一角にて。その間も、「寺」と「神社」の説明に四苦八苦した私でした!
c0108014_613293.jpg



デボラさんの「はてな?」は間髪入れず私を襲います。
c0108014_6133276.jpg

「ねぇねぇ、これって何て書いてあるの~?!」
「長生きしたいな~、って書いてあるんだよ」
疲れた私は、少しいい加減になってくるのでありました。(笑)

奈良の一日も終わりに近づき、奈良公園で買いすぎてしまった「鹿せんべい」を、鹿にやってしまおうということになりました。ここで、餓えた鹿の大群に遭遇してしまったデボラさん。「鹿せんべい」の袋の音が聞こえただけでデボラさんの周りに集まる鹿の大群! それでは、連続写真にて!
c0108014_614722.jpg

c0108014_614355.jpg

c0108014_6145193.jpg


「鹿せんべい」が入っていた袋を投げ出し、両手を挙げて、「もう持ってないよ~!」と逃げ惑うデボラさん。
もちろんなにも被害はなかったですが、『鹿の大群に追われる』という生まれて初めての体験をしたデボラさん、「死ぬほど怖かった~!」とのこと。その間私は笑いながら連続写真を撮っていたのでありました。(私って、残酷?) 「若草山の恨み、思い知ったか~!」

いろんな意味で、奈良観光を満足した我々でありました。

[PR]
by akiravln | 2009-01-04 06:15 | 工房日記 | Comments(0)

日本滞在記8(京都編)


前半が終わったままで中途半端になったまま、秋の日本滞在も終わり、そのまま年を越してしまうという最悪の事態になってしまった日本滞在記の後編です。お正月休みの最後の1日を丸々使って、このさい一気に終わらしてしまおうという魂胆です。(笑) 書いている本人も忘れたことにして、そのままなかったということにする手もあったのですが(笑)、いったんやり始めた記事、最後までやり遂げたいとの思いが強かったのです・・・。
途中からご覧になられた方、または、すっかり忘れてしまったという方のために、これは2008年6月に日本滞在したときの記事で、イタリアから友人のデボラ・シャナメさんが同行した時の後半(関西編)です。

今回第8回目は京都編です。
京都では、金閣寺・銀閣寺・清水寺・三十三間堂などなど、数日をかけて回りました。全部書ききれないので、ダイジェスト編です。

まずは、東京滞在から大阪の私の実家に到着して、大ちゃん(うちの愛犬)とたわむれるデボラさん。
c0108014_633491.jpg


まずは定番、金閣寺。なんかサンドロさんと同じコースのような気がする・・・。デボラさん、金閣寺って無垢の金で作られていると思っていたそうです。そんなわけないでしょ、表面だけだって!
c0108014_642412.jpg


金閣寺の庭園にて一休み。日本庭園がいたく気に入ったデボラさんでした。
c0108014_644882.jpg


日本庭園の中でも一番のお気に入りは、蹲(つくばい)。見つけるたびに手を洗っておりました。
c0108014_651078.jpg


京都の一銭洋食屋さんでの、お好み焼き見学。日本のピザだよ~!
c0108014_653255.jpg


お好み焼きは改めてということで、お昼ごはんは天丼定食。日本食が大好きなデボラさんは残さず食べつくしました。
c0108014_66698.jpg


京都の街中での一枚。デボラさんの横にある細長い草みたいなのは、砥草(トクサ)です。昔は木工職人はこれをサンドペーパー代わりにしておりました。現代でもクレモナのヴァイオリン製作者で使っている人もおります。クレモナでもなかなか見つけるのが難しいトクサですが、京都では料亭の入り口によく植えられているようです。私も初めて知りました。
c0108014_663810.jpg


清水寺での1枚です。デボラさん、やっぱり手を洗っております。この人、手を洗うのが好きなようです。
c0108014_67410.jpg


京都での最後の夜は、奮発して京都風すきやきを食べました。雰囲気いっぱいのすき焼き屋で、デボラさんも大満足! ちなみにこのすき焼きが、今回の日本滞在で一番おいしかったとのこと。そりゃそうでしょ!


c0108014_672666.jpg

[PR]
by akiravln | 2009-01-04 06:07 | 工房日記 | Comments(2)

あけましておめでとうございます!

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年はいろいろあって、ばたばたした1年でした。
本年はよりがんばって精進していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

2009年元旦 クレモナより 
高橋 明

c0108014_17595125.jpg

[PR]
by akiravln | 2009-01-01 18:00 | 工房日記 | Comments(4)




イタリアのクレモナで活動しているヴァイオリン製作工房
by akiravln
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新のコメント
junjunさま、こんに..
by akiravln at 21:01
高橋さん。こんにちは、 ..
by Junjun at 13:55
junjunさま、こんに..
by akiravln at 14:18
高橋さん、こんにちは。 ..
by Junjun at 13:24
みやうちさま、こんにちは..
by akiravln at 07:51
7日は諸々ありがとうござ..
by みやうち えりこ at 19:39
シカさま、こんにちは。「..
by akiravln at 00:33
junjunさま、こんに..
by akiravln at 00:25
5月5日の「バイオリンた..
by シカ at 16:51
高橋さん、バイオリンたん..
by Junjun at 10:44
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧