パソコンでのお仕事

昨日夜遅くまで緻密な仕上げの作業をしていたので、今朝は11時起き。まぁ、土曜日だからいいか!
朝(といっても、昼前)から、前から気になっていたトイレ掃除。
アンモニア洗剤を使って掃除したら、臭いだけ強烈であまり綺麗にならなかった。軽くすすいだあとに今度は酸性洗剤をぶちまけた!臭いがひどいのでそのままトイレを密閉して小一時間。タイルの黒ずみがとれて、まるで新築のよう!
でも、これって「混ぜるな危険!」ってことかな?! 死なないでよかった! たとえ死んでいても、少なくとも半月は発見されない自信がある、孤独な男の一人住まいでした!(悲し~!)

さて、午後からは現在製作しているコンクール用のヴァイオリン。隆起まで完成していますが、いままで使っていたf字孔のデザインが気に入らない。今回は新たに書き起こすことにしました。「なにかいいデザインないかな~?」と探していると、いいf字孔が!Stradivariの1710年”ダンクラ”です。さっそくスキャナでパソコンに取り込み、CADでなぞって出力!
こういうと簡単そうですが、細かい微調整をしながらの作業、結局出力したら夜中!

CAD(図面作成ソフト)を使って、パソコンで読み込んだ写真をなぞりなぞり!
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楽器のアウトラインは、磨耗の少ない裏板を基準に表板に当て込みます。コーナーは磨り減りがひどいので、新品の時の角を補います。それでも裏板と表板はめったにぴったりとは合いませんね。これも隙間が目立ちます。
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というわけで、完成してプリントアウトしたf字孔の図面!
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今回の”ダンクラ”はf字孔だけですが、時間のあるときに楽器全体の図面を完成させたいと思っております。というわけで、本日の仕事はパソコン仕事でした。なんか仕事した~という充実感に乏しいな・・・。
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# by akiravln | 2007-02-03 22:51 | 工房日記 | Comments(8)

仕事中のお遊び!

今日も相変わらず朝からお仕事!

仕事ばかりでうんざりしてきたころに、版画の先生からお電話。4月からクレモナで開催される国際版画ビエンナーレにて日本から参加してくる版画家たちの名前をチェックしてほしいとのこと。いい気分転換とばかりに先生の工房に行ってきました。名前のチェックというのは、日本人の苗字と名前を判別するだけのこと。それだけでもチェックしておいてよかった。やっぱし日本人版画家の半分以上が、苗字と名前が逆だった。それでも一人だけ名前か苗字かわからない人がいた。もし逆に掲示されていたら私のせいです。(笑)

家に帰ってそのまま仕事の続行。3台分のヴァイオリンのスクロールの荒削りをする。
1台作るより2台同時に作った方が、手が作業に慣れるし使用工具も引き続き使えるので作業の準備時間の節約になるのですが、3台以上同時進行すると同じ作業ばかりで飽きてくるのが欠点。それに荒削りなど力を入れる作業の場合、手の同じ場所ばかり使うので手が痛くなってくる。結局1台づつ作った方が新鮮な気持ちで、てきぱきと作業を進めることができるのではないかと最近やっと気づいた。でも、溜まっている仕事が多くて、やっぱり今回も同時進行。

今回同じモデルで3台同時進行しているので、仕事の途中にこんなことをやって遊んでおります。写真を撮ってみました。
c0108014_8253285.jpg

第1週目の渦巻きが終わったところ。渦巻きの中心部分が残っているので、3つつなげるとちょうど丸棒が貫通しているように見える。うははは~!仕事に疲れているとこんなことでも面白く思えます!(泣~!!!)
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# by akiravln | 2007-02-02 23:30 | 工房日記 | Comments(2)

チャイコフスキーコンクール

昨日(1月31日)にメールで申し込みしたチャイコフスキーコンクール。
ヴァイオリン2台出品予定だ。
いい加減だけど迅速な対応で、今朝返事が届いた。しかし・・・、
「参加申し込み受付ました。しかし、同じ種類の楽器は1台しか受付できません」
とのこと。なんでじゃ~!
コンクール規定には、「楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)は合計最大3つまで出品できます」と書いてあり、同じ楽器は1台ずつしか受け付けないとは書いてない。他のコンクールでは、最大3つまでなら、ヴァイオリン3台であろうと、ヴァイオリン1台にヴィオラ2台であろうと、合計が3台までなら自由なのだが・・・。つまり、チャイコフスキーコンクールに限っては、この規定は「ヴァイオリン1台、ヴィオラ1台、チェロ1台と出品するならば一人で3台まで出品することができますよ~」という意味らしい。
ちなみにイタリア人のあるマエストロも私と同じくヴァイオリン2台で参加申し込みしたらしく、慌てふためいていた。
さっそく、モラッシさんのところに行って、本当に同種の楽器は1台しか出品できないのかと聞いてみたが、誰も「知らない」とのこと。
結局、コンクール側の意向に従うしかなく、「わかりました、1台にします」とのメールを送るしかなかった。
こんなこと、イタリアでもう慣れっこのはずなのに、ロシアからこんな目にあうとは少し情けない!
あきらくん、少し憤慨の1日でした。
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# by akiravln | 2007-02-02 06:43 | 工房日記 | Comments(2)

あ~、1日抜けたような気がする!

あ~、よく考えたら、昨日は日記書いてないな~!
現在、3台分の楽器をニス直前の仕上げをしております。
特に時間がかかる部分です。神経を取り澄まして「ちまちま」と細かい作業をしております。4時間5時間があっと言う間に過ぎて、いつの間にか夜中の3時という感じ!
なんか、3日で2日分しかたってない感じです。

今日は1月31日で、今年度のチャイコフスキーコンクールの申し込み締め切り。
楽器自体は6月提出なのですが、申し込みだけ期限内にしておかないといけません。
チャイコフスキーコンクールは楽器・声楽の演奏部門が有名ですが、もちろん私が参加するのは楽器製作部門です。コンクールの公式ホームページを見ると、参加申し込みのかっちょいい用紙がダウンロードできます。でも、よく見たら演奏部門専用。どこを探しても製作部門の申し込み用紙がない。というわけでコンクール事務局に問い合わせると、「製作部門の申し込み用紙は用意してないので、メールで『参加しますよ~』って書いておくってね!」と回答がありました!というわけで、本日「参加しますよ~!」とメールで送って申し込み完了!
なんちゅ~いい加減なシステムなんだ!ほんとにこれでいいのか!?

ちなみにコンクール用の楽器は、3台分を現在隆起を完成したとこ。
コンクール申し込みよりも、間に合うかどうかが問題だ!
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# by akiravln | 2007-02-01 08:29 | 工房日記 | Comments(4)

なつかしい作業椅子

今日は、昨日できなかった3台目のヴァイオリンの隆起(膨らみ)をやっと完成させました。
ヴァイオリンの作業の中でも時間のかかる部分です。
でも、丸1日というのはかかりすぎですね。
かなり「ちんたら」と仕事をしている証拠なのでは?!

夕方、私のマエストロ、サンドロ・アジナリさんが、工房の引越しでいらなくなった作業椅子を持ってきてくれました。私が弟子時代、彼の工房で使っていた作業椅子です。なつかし~!
古くて味わいのある作業椅子ですが、お尻があたる部分がニス仕上げで、つるつる滑ります。
弟子時代、彼の工房でこの椅子を使って作業していた頃に、何度か滑って落ちそうになったことがあります。(笑)
これからは私の工房で大切に使ってあげようと思います。
とりあえずは、滑り止めを貼ってあげよう!
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# by akiravln | 2007-01-29 22:54 | 工房日記 | Comments(0)




イタリアのクレモナで活動しているヴァイオリン製作工房
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