弦楽器フェア２００８のご報告

弦楽器フェアも、皆様のおかげで無事盛況のもと終了しました。来て頂いた皆様、どうもありがとうございました。

　現時点でまだ日本（大阪の実家）におりますが、実家のインターネット環境の悪さ（普通電話回線のみ）と、私がメール配信のためのパスワードなどクレモナに忘れて来るというボケをかましてしまったために、ブログ更新が遅くなってしまって申し訳ありません。また、メールでお便りくれた方々、受信はできるので見させていただいております。でも、配信ができないので返事が遅れておりますが、いましばらくお待ちください。現在急遽Hotmailを契約中です～。

さてさて、弦楽器フェアに来られなかった皆様のために、ここで一部ですが紹介しますね。

今回、昨年より２倍の大きさのブースでの「宮地楽器小金井店」参加でした。


我々３人（菊田浩、天野年員、高橋明）の楽器と、我々３人のクレモナでのマエストロの楽器を並べて展示するという大胆かつ無謀な企画でした。（笑）


パネルには、我々３人と、クレモナで習ったマエストロたちの写真とプロフィールがパネルでかかっております。


菊田さんのマエストロのニコラ・ラッザリーさん、天野さんのマエストロのジョ・バッタ・モラッシさん、菊田さんと天野さんが学校で習ったマエストロのロレンツォ・マルキさん、そして私のマエストロのサンドロ・アジナリさんです。

サンドロ・アジナリさんと私のパネル。サンドロさんはチェコのコンクールでの作業風景ですね。
私は急遽撮影した写真です。寝ぐせと無精ひげが目立つ～！（泣）

ちなみに今回の弦楽器フェアにはニコラ・ラッザリーさんやサンドロ・アジナリさんも来日されておりまして、私たちのブースにも遊びにきてくれました。

我々３人の最新作と、各マエストロたちの楽器は、ショーケースに納められておりました。


今回、私の最新作のヴァイオリンです。前回のブログで見ていただけましたよね。（それもでっかい写真で・・・笑）　ショーケースに入っていると、「触ったり試奏できないのじゃないか」と思われる方も多いですが、一声かけてもらったらケースから出しますので、次回からお気軽に声をかけてみてくださいね。


展示台の上には、我々３人の楽器が並べられておりました。
真正面には、昨年チャイコフスキーコンクールでの３人の入賞作品が展示されております。
実は、まだ手元にあったのですね～！　本当は入賞作品はコンクールに納めないといけないのです。私も菊田さんも返却する準備をしていたのです。でも、菊田さんとコンクール事務局に何度もメールやＦＡＸを送っているのですが、未だにコンクール側からはなしのつぶてです。もう諦めぎみの我々でした。イタリアよりいい加減なのはロシアの国民性か～！？　でも、こうやって皆様に見ていただけるので、まっいいか～！（私もかなりいい加減）


いよいよ来場者が集まってきました！


我々の楽器を交代で弾き比べて音色の違いを楽しんでいただけました。


思いもかけず突然アンサンブルが始まったり・・・。こういうのも楽しいですね。


午後にもなると、多くの来場者でごったがえしました。


ここで一息、めったには見れない菊田さんの演奏風景。彼のクレモナに渡る前のヴァイオリンを演奏しています。所有者のご好意で持ってきていただきました。　菊田さんも懐かしそうです。


宮地楽器小金井店の顔（？）、山本さんです。彼にはお世話になっております。


それから、私・・・。　菊田さんが心配そうに見守ってくれております。（笑）


３人で記念写真です。もう最終日だったので、少し疲労の色が・・・。


最後に、宮地楽器小金井店のメンバーで記念写真！　お疲れさまでした～！


来て頂いた皆様、どうもありがとうございました。実際、見て触っていただいて、喜んでいただけてなによりです。また、私たちも、皆様と実際にお会いしてお話できて楽しい時間をすごさせていただきました。皆様のご意見・感想も大変勉強になりました。それをふまえてよりよい楽器づくりに励みたいと思います。来年もまた楽しみにしていてくださいね～。

さてさて、ここで番外編。
弦楽器フェアも無事終了し、翌日宮地楽器小金井店に集結した我々３人のもとに、ヴァイオリニストの川久保賜紀さんが遊びにきてくれました。我々３人の楽器を交互に弾いていってくれて、我々も大感激！


この日は、我々３人はもちろん、宮地楽器小金井店弦楽器部のフルメンバーで川久保賜紀さんと記念撮影です。川久保賜紀さん、どうもありがとうございました。


この日はたくさんのみなさまが、我々に会いに宮地楽器に来て頂きました。みなさま、どうもありがとうございました。