スロバキアからのお便り
2014年 01月 09日
年賀状送っていただいた皆様、どうもありがとうございました。
メールアドレスがわからない方には、お礼の葉書を出そうと現在せこせこ書いております。(いましばらくお待ちくださいませ・・・!)
さて、そんなお正月の年賀メールにまぎれて、スロバキアからうれしい便りがとどきました。
昨年秋に私が優勝をいただいた国際ヴァイオリン製作コンクールViolino Arvenzisですが、
その後に開催されたヴァイオリン(演奏)コンクールTalents for Slovakiaの優勝者コンサートで、私の優勝楽器が使用されたとのことです。
製作コンクールで優勝した楽器は、コンクール事務局にボッシュー・・・もとい、永久保存されるのですが、厳重に保管されているだけでなく、こんな感じで若い演奏者に使ってもらえているのですね。製作者としても嬉しいかぎりです。
完成してすぐコンクールに参加した楽器、元気に活躍してくれているようです・・・。 可愛がってもらっているか~?! ちゃんとラベルは貼ってもらったか~?! 大変だろうけど、がんばれよ~。 辛くなったら、いつでも帰ってきていいんだぞ~! (なんか、目頭が熱くなる製作者でした・・・)
このコンサートの模様は、製作コンクールのホームページでも紹介されております。
国際ヴァイオリン製作コンクール Violino Arvenzis
今後、演奏される度に連絡があるのでしょうか? 蔭ながら私もドキドキワクワクします。
お忙しい一年のスタートだと思います。身体に気をつけて、益々、素敵な楽器を作ってくださるのを楽しみにしています〜(*^^*)
スロバキアの製作コンクールと演奏コンクールは一連のまとめで開催されているようで、後半の演奏コンクールでの催し物のひとつだったようです。
今後も演奏家に貸し出されるようですが、そのつど連絡はないでしょうね・・・。モスクワのチャイコフスキーは、全く音沙汰ないですし・・・(笑)!
これからもよりいっそう良い楽器つくりにがんばっていきますので、応援してくださいね!
そう、このスロバキアの楽器ですよね。今年の年賀状は昨年の代表作であるこの楽器が飾るものと思っていましたが、コンクール側の永久保存で詳しい姿が拝見できなくて残念です。けれど、こうしてコンクールで美声を出している写真を見させて頂くと、楽器も嬉しそうですね。演奏者は、何か大切な楽器を持たせて頂いている様で、ちょっと緊張気味でしょうか?ヴァイオリン奏者って自分の楽器と、他人の楽器とでは微妙にネックの太さとか、弦の張力とかが異なって、突然「この楽器で優勝者コンサートに挑んで下さい」となると、自分本来の力が発揮できない様な感じもしますが、高橋さんの楽器はきっと演奏者に対しても「懐が深い」んでしょうね。これからも、コンクールや、演奏会で活躍できる楽器をドンドン作って下さいませ。応援しております!
コンクールで永久保存された楽器が演奏されるのは素晴らしいですね。
どんな音が奏でられたか興味深いです。
もっと機会が増える事をお祈りします。
一月も中旬、バタバタと毎日がすぎています。日本でも寒さ厳しいですがクレモナはいかがですか?お仕事頑張られているとのこと、私も頑張りますねー。😄呉々も風邪などひかないよーに気をつけてくださいませ。
年賀状の写真、コンクール優勝楽器であればよかったのですが、ホコリの入ったコンパクトカメラで急いで撮影した写真しか残っていないので、残念です。でも、もっといい楽器をどんどん作っていきますので、お楽しみに!
そうですね、初めての楽器でコンサートをするということは大変ですね。もちろん、演奏家にとって本当のいい演奏というのは弾きなれた愛器でしかできないのでしょうが、うまい演奏家は初めての楽器でも楽器の性能を十分に出してくれます。そういう意味でも、演奏家はすごいですね。
演奏会、私も聴いてみたかったですが、実際その場に居ると緊張でどきどきして落ち着いて聴けなかったかも?! 演奏者のミスでも、楽器のせいに思えてしまったり・・・(笑)!
クリスマスと正月、クレモナは意外と暖かかったですが、最近また寒くなってきました。お互い体に気をつけてがんばりましょうね。