新作楽器の紹介
2016年 11月 25日
弦楽器フェアでは、ガラスケースに収めていたこのヴァイオリン、完成して2週間足らずの、出来立てのほやほやでした。
お客様のご要望で、1枚板の裏板です。虎目はあまり深くないのですが、さざ波のような緩やかでしっとりした模様です。
音もしっとりとして柔らかく暖かい音色になりました。
(フェア最終日(11月6日)の試奏コンサートにて、ヴァイオリニストの川畠成道さんに弾いていただいたのがこの楽器でした。)
今回、お客様のご要望で楽器にイタリア名のニックネームをつけることになりました。
こういう命名とかは苦手な私が、悩みぬいてつけた名前が「ベアトリーチェ」! ダンテの神曲からとりましたが、イタリアでは古くからある由緒ある名前です。
「ベアトリーチェ」ちゃんが、これからどういう成長をしていってくれるか楽しみですね。