ここから以前にさかのぼって、ご報告をいくつか。
本年9月にクレモナで開催されたトリエンナーレコンクールのご報告。
トリエンナーレコンクールは3年おきにクレモナで開催される国際弦楽器製作コンクールで、今年で第16回を数えます。
そのトリエンナーレに私も参加して、9月22日に結果発表&表彰式が開催されました。
表彰式のようす。
今回は、ヴァイオリン・ヴィオラは優勝者なし。
その中で後輩の根本和音さんがチェロ部門で見事優勝!
おめでと~! 日本人の優勝は2人目の快挙です。
ちなみに私のヴァイオリンは残念ながらファイナルには残れませんでしたが、イタリアの伝統とスタイルを継承するものに与えられる特別賞、「ALI特別賞」をいただきました。
日本によいご報告ができてよかったです。
工房の同僚の菊田さんとみんなで一緒に記念撮影。
翌日からクレモナのヴァイオリン博物館でコンクールの展示会がありました。
ヴァイオリンだけでも150台ほど。ドキドキしながら自分の楽器を探します。
私のヴァイオリンがありました!なんと菊田さんのひとつ前!
(左が私のヴァイオリン、右が菊田浩さんのヴァイオリン)
菊田さんと記念写真。
その場にいらっしゃった審査員のシメオネ・モラッシさんにもアドヴァイスをもらうことができました。
上位入賞は逃しましたが、特別賞で初めてトリエンナーレの表彰台に上がることができて大満足です。
今回いただいた表彰状と楯。
後日、日本の朝日新聞全国版の文化面で紹介されました。