サント・セラフィン製作過程3
2007年 07月 12日
とりあえず、テンプレートでf字孔を描いて、膨らみの確認をします。
写真はf字孔を描いているところ。
隆起の作業がほぼ終了した、表板・裏板です。
これから、いろんなマエストロに見てもらってアドヴァイスもらいます。
やっぱり自分ひとりで仕事していると、見えない部分も出てくるでしょうしね。
第3者の意見も謙虚に受け止める余裕が必要です。
そういう意味で、楽器製作するにはクレモナは環境がいいですね~。
しかし、サント・セラフィンに詳しいマエストロって、いるのだろうか!?(笑)
それにしても美しい楽器になりそうですね。
どんな音がするのでしょうか??ワクワク(聴けないのでしょうけれど・・・是非試聴コーナーをお願いします~♪)
サント・セラフィン、楽しみにしてます☆
カメラも性能の良いものになったのですね。画像度がとてもよいので展示会の写真ビックリしました。
こちらはどっぷりと梅雨モードですが、からりとしたクレモナで楽器制作に励んでくださいね♪
展示会の日記(ブレーシャ・・・2)の写真、そんなに違いますか?さすが一眼レフデジカメで撮影しただけあります。普段はズームレンズ一体型のデジカメを使っております。その方が便利なので、作業中撮影の場合はそちらを使っているのですが、やっぱり本格的な一眼レフデジカメの方で撮影するのがいいかな~。がんばって使いこなすぞ~! 問題は、このブログのデータ容量がすでに半分を超してしまっていることです。そろそろ増設するか~!
私が資料にしている1740年のサント・セラフィンでは、厚み分布資料もありますよ。どこまで参考にできるかはわかりませんが・・・(笑) ちなみに厚み出し、昨日ですべて終わっちゃいました、、、すみません。
問題は、厚みよりも隆起の資料がなくて困りました。今回は隆起は甥のジョルジョ・セラフィンのを参考にしました。サント・セラフィンの隆起はお持ちではないですか?しかし、隆起ももう終わっちゃいましたが・・・。
今まで皮を使っていたのですが、滑らないこと、弾t力に富み、作業していても楽器にたいする安心感が違いますね。
いろいろなヒントをいただいており常々感謝しております。
決して早い仕事ではないですよ。もっとコンスタントに、そして頭の切り替えが早ければ、この3倍くらいのスピードは出せると思います。残念ながら、私は頭の切り替えが鈍いので・・・!
作業用緩衝ネットですが、もっと早く聞いてくれたらよかったですのに。本来は作業用ではなく、車のトランクの下に敷くすべり止めマットです。ホームセンターの車用品コーナーには必ずありますよ。 これは洗って何回も使えます。木の粉ですべりにくくなったら、軽く水洗いすれば、新品同様の滑り止めが復活しますよ~。