ヴィオラ荒削り&サント・セラフィン ニス塗り完成
2007年 09月 14日
話は変わりますが、昨日スパゲティを食べていて、思いっきり自分の舌を噛んでしまいました!ひ~!! 時々やってしまいますが、今回のはかなり思いっきり噛んでしまい、氷で冷やしておりました。食事などに支障はないですが、いまだにズキズキしております。自分の体もコントロールできないって、なさけないな~、三十代後半にもなって・・・。
さて、現在作業しているヴィオラ、パーフリングも入り、膨らみ(隆起)の荒削りをしております。
この段階ではまだまだ余裕を持って削っている段階です。これから中心線上のタテの膨らみを仕上げてから、再度仕上がりに近い荒削りをします。
さてさて、皆さんお待たせいたしました。サント・セラフィンモデルの色ニスが完成しました。色の細かいリタッチに、今まで時間をかけておりました。
ベネチア(サント・セラフィンはベネチアの巨匠です)の深い赤を基調に、滑らかなグラデュエーションがかかっております。いい感じに仕上がったのではないでしょうか~!?
でも、これから透明の仕上げニスを5・6回かけて、磨き上げ、そして付属品取り付けに入ります。本完成までもうひとがんばり、ニスもがんばって乾いてくれ~!
興奮しちゃいました!
ニス塗りで更に変化を遂げるのですね。
見ていると、なにか妥当な言葉が見つからないほど美しいです。ラインといい、色といい。
ニス塗りでもすごく変わりますし、このあと透明ニスを塗って磨くと、また雰囲気が変わります。現段階では刷毛跡がたくさん残っておりますが、こういう雰囲気も初々しくていい感じですが。
これからじっくり乾かして、最終の磨き上げします。どのようになるかはお楽しみ~!(私も楽しみです)
これから、最終の完成に向かって、がんばっております。楽しみにしていてください。
最後手元から離れてしまうのは寂しくないですか?本当に娘を嫁入りに行かせるような心境になるでしょうね。
11月にはこのモデルさんにも東京でお目にかかれるんでしょうか??
完成が間近でますます楽しく見させていただいていますっ♪
丹精込めた作品が手元から離れるのは、少しさびしいですが、大切に使ってもらえる人の手に渡って喜んでもらえる方がもっとうれしいですね。
自分の娘を嫁がせるように、(と、未婚の男性が言うのもなんですが・・・)ひたすら幸せになってもらうのを祈るだけです。がんばっていい音を鳴らしてね・・・と。
さて、11月の弦楽器フェアにて、今回のご注文頂いたお客様から特別の許可がでて、この楽器も展示させてもらえることになりました。もちろん「非売品」扱いにはなりますが、皆さんに見ていただけます。楽しみにしていてくださいね~。
現在、磨き上げ作業にはいっております。ちまちまと地道な作業です。磨きあげると、もっと綺麗になります~。
さて、この楽器、秋の弦楽器フェアにて展示予定です。皆様にも実物を見ていただけると思います。弾けるかも~!?
「雲海」、うまく例えていただきました。確かに雲海みたいですね。鳥目楓(バーズアイメイプル)は、特性上板目取りという製材がされていますが、板目取りした虎杢はちょうど雲海のように現れます。つまり、今回のバーズアイメイプルは、「鳥目」プラス「虎目」の楓だったというわけですね~。