横板削り
2008年 02月 01日
そんなこんなで、ブログネタがなくなり、更新が滞ったりしてしまうわけですね!(笑) いいわけですが・・・。
今回、次のヴァイオリンのための横板削りです。 少し工夫してみました。
以前までは、台の上に横板をF型クランプで止めて、かんなで削っていたわけです。 しかし、横板の向きを変えたり表裏をひっくりかえすために、クランプを頻繁に締め付けたり緩めたりする必要があります。かんな削りに集中しているので、この付け外しがめんどくさい。その上、クランプが時々自然に外れて、横板は吹っ飛び、クランプが床に落ちることもたびたび。
そこで出番は、以前通販工具で買っておいて半分忘れていたこの工具。これを台の上に取り付けて、こんな感じです。
さて、横板を置いて、ぱちっとレバーを倒すと、横板が固定されます。
全体は、こんな感じです。
これで、かんな作業です。かんなで引いても(といっても、洋かんななので、押しかけ)、横板はびくともしません。とりはずしは、レバーを倒すだけ! 簡単~!! うはは~~!
仕事続きの毎日ですと、こんな少しの工夫が楽しかったりします。
かんなくずもうれしそうに見えてくるから、不思議です。(最近少し疲れ気味かも・・・笑!)
今回も、マニアックネタでした!
私も欲しいです~。
Dの付く通販ですか?
それにしても、このカンナで、、、きれいな削りくずですね。
さすがです。
私も砥ぎを修行しなおさねば、、、、。
いいでしょ~、これ!
Dの付く通販ではなくて、友人経由の機械工具専門の通販でした。
楽器製作に使えるものが少なかったのですが、精密スコヤのセットと、この工具(名前なんと呼ぶのかわかりませんが)を購入しました。これ用に買っておいたのですが、なかなか実用できず、今回実用にこぎつけました。こんなものが私の家にはごろごろしております。(笑) いつになったら日の目を見ることができるのか・・・(笑)!
ちなみに、横板のカンナかけ、難しいですよね~。私もクリフトンのカンナほし~! でも、横板にはリー・ニールセンの立ちカンナのほうがいいかな~!?
横板に穴をあけるという手もあったのですね。よりしっかり固定できるのではないでしょうか。でも、その分使える寸法が短くなってしまいますね。リー・ニールセンお使いなのですね~。うらやましい~!! 私は未だに、スタンレーです。(笑)